ボイトレをする上で練習曲・課題曲の選曲は非常に大事です。なぜなら、選曲次第で今後の、モチベーションや上達度が変わってくるからです。
しかし、今回紹介するおすすめの曲や選び方を参考にすればボイトレの選曲で失敗することはありません。歌が上手くなりたいなら絶対に参考にしてください。
また、まだ独学でボイトレを始めようとしているならやめた方がよいです。ボイトレ教室に通わないと間違った方法で練習してしまう可能性があります。ボイトレ教室に入会していない方はまずはボイトレ教室に入会してボイトレの練習曲を選ぶのがおすすめです。
男性におすすめのボイトレ練習曲5選
男性は高音が出しにくい人が多いので、まずは高音の少ない楽曲から練習するのがおすすめです。今回紹介する曲は、高音が程良くあるボイトレ練習としては最適な曲になります。
ボイトレの練習曲に迷ったら以下の5つの曲を選びましょう。
- 奏(スキマスイッチ)
- 栄光の架け橋(ゆず)
- 高嶺の花子さん(back number)
- チェリー(スピッツ)
- HANABI(Mr.Children)
奏(スキマスイッチ)
奏は、ボイトレの練習曲として定番の曲です。その理由は、サビ以外は高音がなく、サビの高音も練習すればなんとか出せるちょうど良い歌だからです。
高音が出しづらいのは最後の部分だけなので、そこをクリアしてしまえば1曲を簡単に歌え切れるようになります。短期間で1曲マスターしたい人には最適な曲です。
栄光の架け橋(ゆず)
栄光の架け橋は、どの年代の方でも一度は聞いたことのある曲なので、さまざまな年代の方とカラオケに行く人におすすめの曲です。
練習初期ではサビの高音が苦しいと感じるかもしれませんが、栄光の架け橋の声の出し方のコツを掴めば意外と簡単にマスターできます。
カラオケで定番な曲なので練習していて損しない曲です。
高嶺の花子さん(back number)
高嶺の花子さんは、男性が歌えたらかっこいい曲の一つでしょう。リズムが取りやすく、高音が少ないのでback numberの曲の中ではとても歌いやすい曲です。
しかも、感情を込めやすい歌詞なので抑揚や表現力を練習することもできます。歌が上手くなるためには、表現力が非常に重要です。高嶺の花子さんに限らず、表現力をつけたいならback numberの曲はすべてがおすすめです。
チェリー(スピッツ)
チェリーは結構前の曲にはなりますが、リズムが取りやすいのでボイトレ初心者にとてもおすすめの曲です。高音も少ないので、初心者でも高音で苦しむことは少ないでしょう。
しかも、チェリーはカラオケで受けの良い曲の一つなのでこれが上手く歌えたら盛り上がること間違いなしです。リズム感がない人や音程を取る練習をしたいはチェリーを練習してみてください。
HANABI(Mr.Children)
Mr.Childrenは声が高くてカラオケで歌えないという人は多いのではないでしょうか。しかし、ミスチルのHANABIは比較的歌いやすいです。
高音ではあるので、最初のうちは出ないかもしれませんがHANABIをマスターすればいつの間にか幅広い曲が歌えるようになっています。
頑張ったら出るかもという高音曲を練習するのが男性は一番良いです。1曲マスターすれば他の曲も「あれ、苦しくなく歌えるようになっている!」という感動を味わえます。
女性におすすめのボイトレ練習曲5選
女性は表現力を習得できる曲がおすすめです。今回紹介する曲はどれも表現力をつけるにはぴったりの曲です。
「愛を込めて花束を」以外は高音も少ないので1曲目で選ぶのはちょうどいい曲ばかりになっています。男性でも女性でも知っている曲なので、どのような人とカラオケに行っても褒めてもらえる曲です。
- 365日の紙飛行機(AKB48)
- Story(AI)
- マリーゴールド(あいみょん)
- 愛を込めて花束を(Superfly)
- 虹色(絢香)
365日の紙飛行機(AKB48)
365日の紙飛行機は、実は男性にもおすすめなので女性ならなおさら簡単にマスターできます。ボイトレの練習曲の1曲目としては最適すぎる曲です。
山本彩さんの365日の紙飛行機を聞いたら「私もこの曲歌えるようになりたい!」と思えるので、ぜひ聞いてみてください。
Story(AI)
Storyはどの年代の方でも練習曲としておすすめの曲です。AIさんはかっこいい声ですが、練習する人は高くて女の子らしい声の人でも全然大丈夫です。
感情を込めやすい曲なので、表現力がつく曲であり、上手く歌えるようになれば誰もが感動すること間違いなしです。
マリーゴールド(あいみょん)
10代20代におすすめのはマリーゴールドです。今一番勢いのある女性シンガーの一人なので、あいみょんの曲は1つマスターしておいて損はないでしょう。
若い男性もマリーゴールドが好きな方も多いので、男性のいるカラオケなので歌えば大好評は間違いなしです。あいみょんは他の曲も歌いやすく、リズム感を練習するのに最適な曲でしょう。
愛を込めて花束を(Superfly)
愛を込めて花束をは力強い曲をマスターしたい方ににおすすめの練習曲です。この曲で最後まで体力が持てば他のどんな曲でも力強く歌い切ることができます。
女性でもSuperflyさんの曲は高音が出ない方は多いので、女性の中でも高音が苦手な方は「愛を込めて花束を」で高音を出すコツを掴みましょう。
虹色(絢香)
虹色は曲も短く、高音がほとんどないのでボイトレをこれから始める方にはおすすめです。しかし、初心者以外の方はもう少しレベルの高い歌の方が良いかもしれません。
5つの中でも1番簡単な曲なので、初心者はまずは1曲目として選んでみてください。
ミッスクボイスの練習におすすめの課題曲
ミックスボイスを練習するなら高音が多い曲がおすすめです。今苦戦している曲もミックスボイスを使うことができれば、楽に歌い切ることができます。
以下の曲がミックスボイスを練習するのにおすすめなのでぜひ参考にしてみてください。
- 粉雪(レミオロメン)
- しるし(Mr.Children)
- Pretender(Official髭男dism)
ミスチルや髭男はミックスボイスを習得するのに最適な曲です。上記の3つは有名でカラオケでも定番な曲なので、ぜひ練習曲として選んでみてください。
ボイトレ教室の体験でおすすめの曲は?
ボイトレ教室の体験で歌う曲って何を歌えばいいか迷いますよね。体験では今の自分の実力を見て貰えばいいので、考えすぎないで好きな曲で大丈夫です。
しかし、体験から自分の歌声を録音して聞いてみるというボイトレ教室もあります。そのため、好きなだけで歌うのが苦手な曲もあると思うので、一番得意な歌を歌うのもありです。
とにかくボイトレ教室の体験では歌うことがほとんどなので、「何を歌おうか?」となったときに焦らないように準備しておきましょう。
ボイトレの練習曲の最適な選び方
ボイトレの練習曲の選び方は意外と重要です。なぜなら、上達のスピードが遅くなったり、ボイトレを継続しなくなる可能性があるからです。
男女別でおすすめ曲を紹介しましたが、それ以外も練習したいという方も多いと思うので、以下の3点を意識して選んでみてください。
- 目的・課題にあった曲にする
- まずは歌いやすい曲にする
- よく聞いているアーティストの曲にする
目的・課題にあった曲にする
ボイトレの練習曲を選ぶときにまずは、目的・課題を再確認しましょう。例えば高音を出すことが課題であれば、自分が届かない高音を出す曲を練習する必要があります。
さらに目的や課題を理解せずに曲を練習していますと上達のスピードは速くなりません。
目的や課題によって練習する曲は変わってきます。ボイトレ教室に通っているもしくは通う予定の方は、先生が教えてくれた課題を思い出して曲を選定しましょう。
まずは歌いやすい曲にする
ボイトレを初めて最初の頃は歌いやすい曲を選定しましょう。なぜなら、最初から難易度の高い曲を選定してもなかなか上達を感じられないからです。
最初のうちは成長している実感がないと続ける気が湧きません。最初の段階では自分が少し背伸びするくらいの曲を選ぶことがおすすめです。最初に紹介したおすすめ曲10選は歌いやすく練習のやりがいのあるちょうど良い曲なのでぜひ参考にしてみてください。
よく聞いているアーティストの曲にする
前述で歌いやすい曲が良いと述べましたが、自分のよく聞いているアーティストの曲にしましょう。理由は2つあります。
1つ目は好きなアーティストや曲でないと、すぐにモチベーションが下がってしまうからです。ボイトレはモチベーションの管理が大事です。モチベーションが下がってボイトレをやめないように上手くなったら嬉しいアーティストの曲を選びましょう。
2つ目は普段よく聞いているアーティスト・曲でないと上達が遅いからです。うろ覚えの普段聞いていない曲を練習しても正確な音程がわかりません。歌いやすい曲でさらに普段から聞いている曲を練習することで一番です。
1曲をマスターしないで次の曲を練習したらダメ?
最初のうちは基本的に1曲をしっかりとマスターしてから次の曲の練習をしなければいけません。なぜなら、1曲をマスターすることで音程だけではなく、音域やリズム感など全てにおいて学ぶことができるからです。
さまざまな曲を練習したり、練習曲をすぐに変えてしまうと表面的な技術しか身につきません。またさまざまな曲を練習するとやるべきことが多すぎて、すべててが疎かになります。「同じ曲だけ練習していたらその曲だけしか上達しないんじゃないか」と思うかもしれませんが、1曲をしっかり練習するだけでほかの曲も自然と上達していきます。
そのため、ボイトレを始めて数ヶ月の練習は1曲を極めることに注力しましょう。
ボイトレ練習でおすすめの曲10選まとめ
ボイトレをするときの選曲で迷っているなら今回紹介した10曲から選んでみてください。ボイトレをする上で選曲が非常に大事なので今回紹介した選び方のポイントをしっかり抑えておきましょう。
また、これからボイトレを始めるという方は、独学ではなくボイトレ教室に通った方が圧倒的に良いです。
独学で練習すると喉の使い方を間違えて逆に悪い方向に行ってしまう可能性があるのでボイトレ教室にいきましょう。ボイトレ教室に興味があるなら「おすすめのボイトレ教室」でおすすめのボイトレ教室を紹介しているのでぜひ見てみてください。