Binance (バイナンス) の本人確認は危険？｜本人確認をしないとどうなるか解説

2022年5月30日

ベストナビ編集部

バイナンスの本人確認は危険って見たけど、本当？
危険って、どう危険なの？

バイナンスの利用を検討した時、上記のように本人確認は危険だという情報を見た方は少なくないでしょう。

そこで、今回はバイナンスの本人確認はなぜ危険と言われているのかを解説します。

また、バイナンスを利用する際のリスク回避方法も併せて紹介するので、正しい知識を得た状態で、安全にバイナンスを利用したい方はぜひ参考にしてみてください。

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目次（タップできます）

Binance(バイナンス) が本人確認を行うのは規制回避のため

以前、バイナンスは本人確認は任意でした。しかし、国によって異なる規制に適応するために、2021年からユーザー全員に本人確認を義務付けしたのです。

本人確認を徹底することで、世界中のユーザーがバイナンスで取引を行えるようになりました。
また、セキュリティの向上にも期待されています。

本人確認をしないと取引はできない

これから新しくユーザー登録する方も、すでにアカウントを作成済の方も、本人確認を行わないと取引が行えません。

具体的に言うならば、出金・注文取り消し・ポジションのクローズ・償還以外のサービスが利用できないので注意しましょう。

バイナンスに登録する際は、必ず本人確認をするものだと認識し、本人確認書類などを用意しておきましょう。

Binance(バイナンス) のセキュリティ体制

バイナンスの本人確認義務化は、セキュリティの向上が期待されています。
しかし、なぜ調べると「バイナンスの本人確認は危険」と多く言われているのでしょうか。

その理由は以下の2点が大きく関係しています。
それぞれ順番に解説するので、見ていきましょう。

Binance (バイナンス) は1度ハッキングされたことがある
Binance(バイナンス) は日本の金融庁から警告を2度受けている

Binance (バイナンス) は1度ハッキングされたことがある

バイナンスは2019年、本人確認を義務化する前にハッキングをされた過去があります。セキュリティが突破されてしまったことで、約45億円ほどのビットコインが盗まれてしまったのです。

盗まれたビットコインは、バイナンスの取引手数料などで徴収していた積立保険金で補填されたため、ユーザーに被害が及ぶことはありませんでした。

しかし、世界最大手を誇るバイナンスでもハッキング被害に遭うと知れ渡り、セキュリティが問題視されるようになったのです。

Binance(バイナンス) は日本の金融庁から警告を2度受けている

バイナンスは2018年に、未登録のままインターネットを介して日本居住ユーザーにサービスを提供したとして、日本の金融庁から警告を受けています。

また、2021年にも二度目の警告を受けている過去があるのです。そのため、バイナンスは一部ユーザーから「警告を無視し続ける」イメージを持たれるようになってしまいました。

過去には「バイナンスは日本でいつまで利用できるのか」といった噂がたったこともあります。現在、バイナンスは日本語表記に対応しており、日本居住ユーザーも安心して利用できるようになっています。

Binance (バイナンス) で個人情報や資産をきちんと管理するには

バイナンスは過去の問題から改善点を学び、本人確認を義務付けるなどして、セキュリティの向上を図っています。そのため、以前よりは安全に取引が行える環境と言えます。

しかし、何事も100％安全とは言い切れないので、万が一に備えておきましょう。

誰でも簡単にできるリスク回避は、以下の3つです。ぜひ取り入れてみてください。

2段階認証を行い、セキュリティを強化する
複数の取引所を利用して、倒産の時のリスクを回避する
定期的にログインして、放置しすぎない

2段階認証を行い、セキュリティを強化する

バイナンスは2段階認証を設定しないと、入出金だけではなく、ウォレットへのアクセスすらできない仕組みになっています。本人確認の後、必ず2段階認証も済ませておきましょう。

バイナンスの2段階認証は、Googleアプリ認証やSMS認証など、さまざまな方法から選べるので、自分にあった方法を選び設定してみてください。

複数の取引所を利用して、倒産の時のリスクを回避する

バイナンスは世界最大手と言われるほど人気の取引所ですが、絶対に倒産しないとは言い切れません。そのため、倒産のリスクを回避するために、バイナンス以外の取引所も利用するのがおすすめです。

複数の取引所を利用しておけば、万が一の時に仮想通貨をスムーズに移動させて対処ができますよ。

定期的にログインして、放置しすぎない

登録をしたら定期的にログインして、ウォレットを放置しないようにしましょう。

放置していると、設定やセキュリティの変更のアナウンスが行われても、対応していない過去の状態のままとなってしまいます。するとセキュリティの向上ができず、万が一の時に被害を受けやすくなるのです。

また、放置しすぎると自分の仮想通貨の状態も把握しにくくなり、被害に遭ったことに気が付けなくなる可能性もあります。

BINANCE (バイナンス) の本人確認に必要な書類・時間

この章では、バイナンスの本人確認に必要な書類や時間について紹介します。
事前に用意することで、登録に手間を取られることがなくなり、すぐ取引を始められますよ。

バイナンスの本人確認は2種類に分かれています。
段階によって必要なものや利用制限が異なるので注意しましょう。

手順は指示通りに行えば間違えることはほとんどありません。
しかし、認証の種類を問わず、本人確認が完了するまで10日前後かかるので、注意しましょう。

認証（インターミディエイト）：本人確認書類のアップロード、顔認証
認証プラス（アドバンス）：住所確認書類のアップロード

BINANCE (バイナンス) の本人確認の危険性まとめ

今回はバイナンスの本人確認はなぜ危険と言われているのか、リスク回避の方法を解説しました。

バイナンスは過去にハッキング被害に遭ったり、日本の金融庁から警告を2度受けたりしたため、セキュリティが不安視されている傾向があります。

しかし、本人確認をユーザー全員に義務付けするなど、近年セキュリティ向上の動きが見られるため、以前よりは安心して利用できるでしょう。

ただし、何事も100％安全とは言い切れないため、自分でできるリスク回避を行っておくのがおすすめです。
当記事を参考にしながら、対策をしてみてはいかがでしょうか。