「本人確認しなくていいのはラッキーだけど、安全性は…?」
「本人確認って面倒だし時間がかかりそう…」
このようにBybitの本人確認に懸念を抱くユーザーは多いかもしれません。確かに、Bybitは本人確認なしでも利用できますが、安全性に欠けるという心配もあります。
さらに、本人確認未実施だと様々な制限があり、Bybitを賢く使いこなせません。
そこで、この記事ではBybitの本人確認をすれば解除される制限内容と、実際の本人確認手順についても画像付きで解説します。最後まで読むとBybitの本人確認をスムーズに完了できるので、ぜひチェックしてください。
bybit(バイビット)は本人確認なしで利用できる!逆に何が必要?
Bybitは、会員登録すれば本人確認無しですぐに利用開始できます。会員登録は、上の画像のようにメールアドレスまたは携帯電話番号のみでOKです。あとは任意のパスワードを設定すればすぐに入金や取引が可能となります。
本人確認無しで利用できるのは、仮想通貨の購入、現物取引、先物や無期限などのデリバティブ商品、ステーキングや流動性マイニング、NFT売買など、ほとんどの機能です。Bybitを利用するにあたって、多くの方は本人確認しなくても困ることはありません。
bybit(バイビット)は本人確認なしでなぜ安全に利用できる?
Bybitは本人確認しなくても安全に利用することができます。その理由は以下のようなセキュリティ対策を徹底しているためです。
- コールドウォレットによる資産管理
- マルチシグによる秘密鍵の管理
- SSL認証で通信の暗号化
- 出金の厳重な審査
- ハッカー潜入検査システムで脆弱性の調査・対策
- 3つの二段階認証の設定
このように、Bybitはセキュリティ対策を厳重にしているので、これまでハッキング被害に遭ったことはありません。資産の20%以上をセキュリティ対策のため投入しており、業界でもトップクラスの安全投資です。
Bybitで本人確認するに越したことはありませんが、本人確認せずとも安全に利用できるのは確実です。
bybit(バイビット)で本人確認をするメリットは?
Bybitで本人確認すると様々なメリットがあるので、恩恵を受けるために本人確認を完了させるのも選択肢の一つです。個人でのセキュリティ対策として本人確認をするという考えもあります。
ここでは、本人確認することで得られる3つのメリットを紹介するのでぜひ目を通してください。
- 出金限度額を上げられるようになる
- 更に安全に利用できるようになる
- BitDAOのローンチパッドに参加できる
出金限度額を上げられるようになる
本人確認レベル | レベル0 | レベル1 | レベル2 |
---|---|---|---|
1日の出金限度額 | 2BTC | 50BTC | 100BTC |
認証方法 | 認証無し | 基本認証 | 居住地確認 |
本人確認の完了レベルに応じて出金限度額をアップすることができます。表のように、本人確認未実施の場合は1日2BTCまでが限度額です。2BTC以上出金する場合は本人確認必須となります。
レベル1で50BTC、レベル2で100BTCまで出金できるようになるので、大口取引ユーザーなら検討してみてください。
BTC以外の仮想通貨を出金する場合は、BTCの価格と同等の価値に応じて出金可能です。Bybitは日本円の出金には対応していないので、仮想通貨での出金のみとなります。
更に安全に利用できるようになる
本人確認によって、さらにBybitを安全に利用できるようになります。例えば、以下のような安全性のメリットがあります。
- 違法行為の防止
- 疑わしい行動の早期特定
- ログインできない場合にアカウント回復に役立つ
このように、例えばアカウントが乗っ取られて不正に利用された場合、居住地以外からのアクセスで疑わしい行動としてすぐに特定されたり、違法な送金を防いだりできるので、自分の身を守ることができます。
自分のパスワード忘れなどでログインできない場合でも、本人確認していれば簡単にアカウントの復活が可能です。つまり、より安全性を高めて自分を守るためにもBybitの本人確認は重要となります。
BitDAOのローンチパッドに参加できる
Bybitで本人確認のレベル1を完了させると、Bybitのローンチパッドに参加できるようになります。ローンチパッドとは、新規上場予定のトークンを上場前に購入できるサービスです。
Bybitが主導するDAOプロジェクト「BitDAO」によるローンチパッドなので、BitDAOの独自トークン「BIT」も必要です。BITと新規トークンを交換する形で購入となります。新規トークンはすぐにBybitに上場するので、価格の上昇をみて売買しましょう。
このお得なローンチパッドに参加するために、本人確認レベル1の完了とBITの入手が必要です。
過去にあったローンチパッド後の高利回りトークンをみると、KASTAが2089%、REALが1851%といった急上昇を遂げており、高い収益性があるとわかります。
【LV1.基本認証】bybit(バイビット)の本人確認のやり方
Bybitでレベル1の本人確認をする手順について解説します。必要なものは以下のうち1点です。
- パスポート
- 国民IDカード
- 運転免許証
- 永住許可証明書
これらの本人確認書類を準備して取り掛かりましょう。本人確認はパソコン・スマホのどちらでも申請可能です。今回はパソコンで行いますが、スマホでも手順は同じなので参考にしてください。
- STEP1.「アカウント&セキュリティー」を選択
- STEP2.Lv1.基本認証の「本人確認を行う」を選択
- STEP3.準備している本人確認書類を選択してアップロード
- STEP4.顔写真の撮影
STEP1.「アカウント&セキュリティ」を選択
まず、Bybitにログインして右上の人型マークをクリックします。「アカウント&セキュリティ」を選択してください。
「本人確認」の部分が「未確認」の状態になっています。右側に「本人確認(KYC)を行う」というボタンが表示されているので、クリックして進みましょう。
STEP2.Lv1.基本認証の「本人確認を行う」を選択
本人確認の画面に切り替わるので、Lv.1の「アップグレード」を選択します。
画面に表示されているように、P2P取引の上限が無くなり、法定通貨の入金上限も5,000ドルまで上がることがわかりますね。前述した通り出金上限も50BTCまで上がります。
法定通貨の入金とは、クレジットカード(Visa・MasterCard・JCB)からの入金またはP2P取引での入金です。
アップグレードをクリックすると、国籍を選択する画面に切り替わります。自動的に「Japan」が選択されているので、そのまま「次へ」と進んでください。
STEP3.準備している本人確認書類を選択してアップロード
書類の発行国が「日本」と選択されていることを確認してください。そして、アップロードする本人確認書類にチェックマークを入れます。
今回は運転免許証を使用したので、表面・裏面の写真を提出しました。写真が指や陰で隠れていないかチェックしましょう。光の反射で見づらい場合は撮影し直してください。鮮明に映っている写真を使えばスムーズにBybitの審査に通ります。
STEP4.顔写真の撮影
次に、顔写真の撮影です。パソコンの場合はインカメラで撮影となり、スマホでは内側カメラが起動します。撮影は、正面を向く→円を描くようにぐるぐると顔を回す、といった方法ですぐに完了しますよ。
撮影が完了すると、即座に審査が始まります。
本人確認の審査は最大でも3分程度です。万が一、48時間かかっても審査が完了しない場合はBybitのサポートに連絡しましょう。
この時は2分程度で審査が完了しました。正常に承認されたので、これでBybitの本人確認レベル1が完了となります。
全体を通しても10分程度で本人確認が終わるので、かなりスムーズです。何日も待たされることはありません。
【LV2.居住地確認】bybit(バイビット)の本人確認のやり方
Bybitの本人確認レベル2の手順を解説します。証明のために必要な書類は以下のうち1点です。
- 公共料金請求書
- 銀行明細書
- 政府発行の住民票
- 税務申告書
すべて発行から3か月以内の書類を準備してください。また、レベル1で使用可能だった運転免許証やパスポートなどは利用できません。
上記の書類を準備して、本人確認レベル2の手続きをしましょう。
- STEP1〜STEP2はLv.1と同様
- STEP3.居住地確認書類をアップロード
STEP1〜STEP2はLv.1と同様
「アカウント&セキュリティ」から「本人確認(KYC)を行う」までの手順はレベル1と同じです。本人確認の画面では、上の画像のようにLv.2のアップグレードをクリックして進んでください。
レベル2になると画像の通り、法定通貨の入金上限が20,000ドルまで上がり、仮想通貨の出金上限も100BTCまでアップします。
STEP3.居住地確認書類をアップロード
次に、居住地確認書類をアップロードします。身分証明書より大きいので、文字がしっかり読めるように撮影してください。
今回は住民票をアップロードしました。日本の市区町村から発行される住民票でOKです。
アップロード後、即時で審査中となります。国内の仮想通貨取引所では本人確認に数日かかることを考えると、Bybitの本人確認はかなりスピーディーです。
レベル1よりも1分ほど多く時間がかかって、本人確認レベル2の完了です。アカウントのステータスは「確認済みLv.2」と変更され、入出金上限もアップしました。
これでBybitの本人確認はすべて完了です。レベル1・レベル2合わせても15分程度で完了するので、手間や待ち時間はほとんどありません。自身のアカウントセキュリティも高めることができるので、最初に本人確認を済ませておけば安心です。
本人確認のやり方はスマホ版とブラウザ版一緒?
Bybitの本人確認は、パソコンのブラウザ版とスマホ版のどちらもほとんど一緒です。上の画像のように、提出書類や撮影の順番も同じなので、進めやすい方法を選んでください。
ブラウザ版の場合は事前に身分証などの写真をパソコンに取り込んでおく必要がありますが、スマホならその場で撮影してアップロードできるので手軽です。
本人確認のときにエラーが出た時に確認すべきこと
Bybitの本人確認でエラーが発生したとき、何らかの原因があるので調査しましょう。案外、画質が悪かったりファイル形式の問題だったりと単純な理由かもしれません。
ここでは、本人確認できないときの3つのポイントを解説するのでぜひチェックしてください。
- 画像が鮮明か確認する
- ファイル形式が有効なものか確認する
- 住所が正確に書かれているか確認する
画像が鮮明か確認する
Bybitの本人確認で提出する画像は、顔や文字が鮮明に映っていないとエラーとなる可能性があります。上の画像のように、書類の途切れ・不明瞭・光に反射している、といった画像であれば情報を読み取れません。
はっきりと文字が読める状態で、本人確認書類の全体が映るように撮影しましょう。手に持って撮影すると指で文字が隠れる場合があるので、必ず机の上に置いて静止した状態で撮影してください。
エラーになると再度撮影しないといけないので、二度手間にならないように注意してくださいね。
ファイル形式が有効なものか確認する
- jpg、jpeg、png形式
- 10KB~50MB以下のサイズ
Bybitの本人確認でアップロードする書類は、上記の形式フォーマットと画像サイズが対象です。スマホで撮影して取り込んだ場合はほぼ問題ありません。
画質の高さを求めるならpngですが、データの軽さを求めるならjpg・jpegなので、はっきり読める画像をjpgで保存すればOKです。ちなみに、住民票などの大きめの写真をpng形式で保存しても1~2MBなので、pngでも問題なくアップロードできますよ。
住所が正確に書かれているか確認する
Bybitの本人確認では、レベル1・レベル2ともに住所が記載された書類を使います。そのため、住所が正確に書かれているか事前に確認しましょう。
引越し前の住所や実家の住所、会社の住所など、現住所と異なる場合は後々問題になりかねないので、必ず現住所が記載された書類を使ってください。マンション名や番地など、細かい部分まで正確に表示されている必要があります。
もちろん、レベル1とレベル2で別住所の書類を提出した場合もエラーとなるので注意してください。
本人確認なしの場合のbybit(バイビット)でより安全に利用するために注意すべきこと
すぐに本人確認書類を準備できない場合でも、Bybitは本人確認なしで入出金や取引が可能なので安心してください。しかし、利用中の安全性を高める必要があります。
ここでは、Bybitでより安全に利用するための2つのポイントを解説するので目を通してください。
- 脆弱なパスワードに設定しない
- 二段階認証・セキュリティー設定を忘れない
脆弱なパスワードに設定しない
Bybitの登録時にパスワードを設定しますが、脆弱なパスワードは絶対に避けてください。例えば、以下のような簡単なパスワードです。
・123456789、11111111など
・生年月日
・電話番号
・メールアドレスと同じ
・他サイトのパスワードと同じ
上記のようなパスワードは見破られやすいので危険です。
Bybitでは大文字英字+小文字英字+数字の組み合わせでパスワードを設定するので複雑な文字列にしましょう。例えば、パスワード生成ツールを使うとランダムな文字列を自動で生成してくれます。このパスワードを設定して、自分でもわかるように記録しておくと安全性は高まります。
二段階認証・セキュリティー設定を忘れない
- Eメール認証:メールで認証コードが届く
- 携帯電話SNS認証:SNSで認証コードが届く
- Google認証:Google Authenticatorのアプリで認証コードが表示される
Bybitの二段階認証では、上記3つの認証を設定できます。3つとも設定すればセキュリティ対策は抜群です。「アカウント&セキュリティ」の画面で設定できるので、最初に済ませておきましょう。
また、同じページでフィッシング対策コードを設定できるのでこちらも活用してください。
フィッシング対策コードを設定すると、Bybitから届くすべてのメールに、自分で決めたフィッシング対策コードが表示されるので、悪意のあるサイトに誘導される心配がなくなります。
画像のように、設定したコードがメールに記載されます。Bybitからの正規のメールだとわかりますね。これらのセキュリティ対策を実行しておくと、本人確認なしでも安全性を高めることができます。
bybit(バイビット)の本人確認にかかる時間は?
Bybitの本人確認にかかる時間は、レベル1・レベル2の両方実行した場合でも15分程度です。夜間や土日でも関係なく、スピーディーに審査が行われます。
撮影した本人確認書類が見づらい場合は審査に時間がかかるので、鮮明な写真を準備してください。また、画像加工アプリで明るさなどを加工した写真もNGです。
万が一、48時間以上経っても承認されず、原因がわからない場合はBybitのサポート(support@bybit.com)に連絡してください。
bybit(バイビット)の本人確認でマイナンバーカードは使える?
Bybitの本人確認でマイナンバーカードは使用できます。ただし、使えるのはレベル1の本人確認のみで、レベル2では使えません。
上の画像にある「IDカード」を選択して、マイナンバーカードを撮影すればOKです。マイナンバーカードは日本の国民IDカードとして位置づけられています。運転免許やパスポートがない場合はマイナンバーカードを発行して本人確認しましょう。
bybit(バイビット)の本人確認のやり方まとめ
この記事では、Bybitの本人確認について、メリットや手順を解説しました。郵送の手続きや長い待ち時間がなく、たった15分程度で本人確認を完了できるとわかりましたね。
すぐに本人確認しなくても、Bybitは高度なセキュリティ対策を行っているので安全に利用できます。ユーザー個人でも二段階認証やフィッシング対策をすれば安心ですね。
ただ、出金上限を引き上げたり、ローンチパッドに参加したりする場合は本人確認が必須なので、事前に済ませておきましょう。本記事の解説に沿って本人確認すれば簡単です。制限なしで安全にBybitの取引を楽しむために、本人確認を完了してくださいね。
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