Bybitは、日本人ユーザーが多く利用している海外取引所です。日本語に対応しており、日本円での入金も可能なので使い勝手が良いですよ。
しかし、Bybitは口コミで「やばい」と言われることもあるのが事実です…。そこで、この記事ではBybitがどのようにやばいのか、やばい原因について徹底調査して解説します。
さらに、Bybitの口コミ評価、メリット・デメリット、基本的な使い方、使う前に知っておくべき手数料の情報もまとめます。最後まで読めば、Bybitが安全に使える優れた海外取引所だと理解できるので、ぜひ目を通してください。
Bybit(バイビット) の基本情報
取引所名 | Bybit(バイビット) |
本社所在地 | ドバイ(2022年4月にシンガポールから移転) |
上場通貨数 | 228通貨(2022年5月時点) |
最大レバレッジ | 100倍 |
取引手数料 | 現物取引:テイカー0.1%~ メイカー0.1%~ 無期限・先物取引:テイカー0.06%~ メイカー0.01%~ ※VIPレベルにより割引有り |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 通貨により異なる(ビットコインの場合0.0005BTC) |
追加証拠金 | なし(任意で証拠金の追加は可能) |
アプリ | あり |
日本語対応 | 対応済み |
法人口座 | 法人口座はないが法人として利用可能 |
Bybitは、2018年にシンガポールで設立され、2022年5月にドバイへ本拠地を移動した海外の仮想通貨取引所です。ドバイでは暗号資産取引所運営ライセンスも取得しました。
現物取引だけでなく、最大100倍のレバレッジ取引、無期限や先物・オプション契約といったデリバティブ取引、ステーキング、マイニング、NFTマーケットなど様々な商品を取り扱う世界大手の取引所です。
アジアを中心にオフィスを構え、世界中のユーザーを集めた時期もありましたが、2021年に入ってイギリスや中国、南アフリカ、カナダ、韓国、そして日本でも規制当局により警告を受けた過去があります。
その傍ら、Bybitは難病の子どもを支援する団体に寄付したり、eスポーツチームと提携したりと仮想通貨業界以外での活動も積極的に行っています。
今やBybitは、週次訪問数400万人を超え、取扱い言語は日本語含め16言語にも対応しており、世界的な巨大取引所へと成長しました。
Bybit(バイビット)がやばいと言われている理由を解説
Bybitがやばいと言われている理由として、金融庁から警告を受けていることが大きな要因です。この事実は日本国内でも知れ渡っており、仮想通貨トレーダーが「Bybitはやばい」と思うきっかけとなっています。
もう一つのやばい理由は、Bybiが誇る高度なセキュリティ対策です。莫大な資金をかけて様々な対策を行っています。
この2つの「やばい」理由について深堀りして解説しましょう。
- Bybit(バイビット)で日本人が取引することが違法で禁止されていると勘違いされている
- Bybit(バイビット) での仮装通貨取引は安全がしっかりしていてやばいと言われている
Bybit(バイビット)で日本人が取引することが違法で禁止されていると勘違いされている
Bybitがやばいとして一番懸念されているのは、金融庁からの警告を受けている点です。過去に、日本の金融庁から一度、関東財務局からも一度警告を受けています。
警告内容は、「インターネットを通じて、日本居住者に暗号資産交換業を行っていた」というものです。Bybitは日本の金融庁で暗号資産交換業を行う者としての登録をしていません。
平成29年4月1日から、「暗号資産」に関する新しい制度が開始され、国内で暗号資産と法定通貨との交換サービスを行うには、暗号資産交換業の登録が必要となりました。
金融庁
関東財務局からは「デリバティブ取引の勧誘を行っている」件に対する警告で、アフィリエイトを後援している活動が指摘されました。
しかし、Bybitの利用について、日本の法律で禁止されたり罰則を受けたりすることはありません。違法ではなく、「Bybitの信頼性が低い」という事実もないので安心してください。
Bybit(バイビット) での仮装通貨取引は安全がしっかりしていてやばいと言われている
- マルチシグコールドウォレットを採用
- SSL認証
- 出金の厳重な審査
Bybitの仮想通貨取引における安全性について、上記のように複数のセキュリティ対策を行っているので安心できます。特に、出金時は手動によるチェックを行っており、不正な出金ではないかすべて確認されているので、犯罪に利用される可能性が低いです。
他にも、ハッカー潜入検査システムを導入しており、専門家チームにBybitの脆弱性を指摘してもらうことでより高いセキュリティ対策を施します。
これらの安全対策にBybitの資産を20%以上も投入しているので、セキュリティにかける投資額が際立っています。そのため「安全対策がやばい」と言われることもあるでしょう。ちなみに仮想通貨業界の安全性への投資率平均は15%です。この数値からみても、Bybitのシステムの安全性の高さを伺い知ることができるでしょう。現在は20%ですが、今後は30%程度まで増加する計画があり、さらに安全性が高まっていくことが期待されます。
初心者に優しいBybit (バイビット) の3つ特徴
Bybitは初心者トレーダーにも優しく、使いやすい仕様になっています。日本語にも対応しているので、日本人ユーザーが海外取引所を初めて使うときもハードルが低く、利用しやすいです。
具体的に、Bybitが初心者参入を支える特徴を3つ解説しましょう。
- 本人確認がなくてもすぐに始められる
- 日本語に対応しているため英語が読めなくても安心して利用できる
- テストネットがあるため初心者がトレード失敗するリスクが減る
本人確認がなくてもすぐに始められる
Bybitでは本人確認しなくても、会員登録するだけですぐに取引開始できます。現物取引はもちろん、先物・無期限などのデリバティブ取引、NFT、ステーキングなどほぼすべての機能が利用可能です。
登録時は、メールアドレスまたは携帯電話番号と、パスワードを設定するだけですぐに使えますよ。日本円の入金は、クレジットカード(Visa・MasterCard・JCB)を利用すれば可能です。初心者が参入しやすく、誰でも使いやすいのがわかります。
しかし、上の画像のように1日2BTC以上出金する場合や、ローンチパッドの参加、P2P取引などを希望するなら本人確認が必要です。また、本人確認はアカウントのセキュリティを高める手段にもなるので、可能であれば完了しておきましょう。
日本語に対応しているため英語が読めなくても安心して利用できる
Bybitは16か国の言語を選択可能で、日本語にも対応しています。公式サイトの右上にある地球のマークから言語を選択しましょう。
取引画面やNFTマーケットなどサイト全体が日本語に対応するので、初心者・英語が読めない方でも安心して利用できます。
さらに、日本語のカスタマーサポートにも対応しているので、気になることがあれば日本語で質問してOKです。
実際にカスタマーサポートで質問したのが上記のやり取りです。同時翻訳されているのかやや不自然な日本語ですが、問題なく理解できます。
カスタマーはBybit公式サイトの右下にあるヘッドフォンマークでつながります。Bybitで何か困ったことがあれば聞いてみてください。
テストネットがあるため初心者がトレード失敗するリスクが減る
Bybitにはテストネットがあるのでデモトレードが可能です。初心者でも事前にテスト環境の元トレードを行うことで、失敗するリスクを減らせます。取引の仕方や流れをつかむために、最初はデモトレードして慣れてくださいね。
テストネットは上記ボタンからアクセスしてください。メインネットに登録済みでも、改めてテストネットに登録する必要があるので、最初はアカウント登録から行いましょう。
テストネットとメインネットは見た目がほぼ同じです。見分ける方法は、URLに「testnet」と入力されているかを確認することです。
テスト環境にはUSDTの残高があるので、すぐに現物やレバレッジ取引を行うことができます。感覚をつかむためにも実際に操作してみましょう。
Bybit(バイビット) の良い口コミ・評判
実際にBybitを利用しているユーザーの良い口コミ・評判を紹介します。Bybitに対するリアルな意見を聞くにはネット上の口コミが一番わかりやすいので、ぜひチェックしてください。
- Bybit(バイビット)は処理スピードが早すぎてやばい
- Bybit(バイビット)は使いやすすぎてやばい
- 海外取引所ならBybit(バイビット)かBINANCE(バイナンス)がおすすめ!
Bybit(バイビット)は処理スピードが早すぎてやばい
Bybitの本人確認(KYC)の処理スピードが早すぎるという口コミです。Bybitからのレスポンスの速さが際立っていますね。
個人アカウントの本人確認でも、スムーズに進むと15分程度で完了するので待ち時間はほとんどありません。忙しい・面倒という理由で本人確認を先延ばしにしている方は、あっという間に終わるので安心して手続きしてみてください。
国内の仮想通貨取引所であれば、確認までに数日かかったり、書類の郵送で手間が増えたりしますが、Bybitなら本人確認書類をアップロードするだけなので簡単ですよ。
Bybit(バイビット)は使いやすすぎてやばい
口コミではBybitは使いやすいと好評です。特に、取り扱い通貨数が200以上あるので、アルトコインを発掘するなら使い勝手が良いですよ。扱っている銘柄はCoinMarketCapでもチェックできます。
アルトコインはボラティリティ(価格変動)が大きくリスクが付き物ですが、急に上昇する場合もあり、タイミングを逃さなければ爆益を狙うことも可能です。多少のリスクを抱えてスリルのあるトレードをするなら、Bybitでのアルトコイン取引を検討してみてください。
海外取引所ならBybit(バイビット)かBINANCE(バイナンス)がおすすめ!
日本人が利用しやすく、おすすめなのはBybitとBinanceと言われています。板取引が使えてメイカー・テイカー手数料も安いので使いやすいです。
上記口コミでも言われていますが、国内の取引所は板取引が少なく、販売所形式(ユーザーと取引所との取引)が多いです。販売所では買値と売値の差であるスプレッドが実質手数料となり、差が大きいほどユーザーは損します。
スプレッドを気にせず取引するなら、注文数が多い板取引が必須です。そのため、板取引が充実したBybitとBinanceが評価されていることがわかります。
Bybit(バイビット) の悪い口コミ・評判
続いて、Bybitの悪い口コミ・評判を紹介しましょう。利用者がデメリットに感じている部分もしっかり押さえておけば、今後Bybitを利用するときに対処しやすいですよ。
- スピードは早いけど出金時間の固定はきつい
- 二段階認証解除が大変だった
スピードは早いけど出金時間の固定はきつい
Bybitでは出金できる時間が固定されています。日本時間の1時・9時・17時となっているので、実際にはそのタイミングに処理されます。
急いで出金したいときはデメリットですね。また、出金できる時間までに価格が下がっているリスクもあるので利用者にとっては不便です。
しかし、現在は5BTC以下なら即時(30分程度)で処理されるようになったので、大口出金でなければほとんど問題ないですよ。
二段階認証解除が大変だった
こちらはBybitの二段階認証の解除が厳しくて大変という口コミです。Googleアプリを誤って削除したり、機種変更した場合は一度二段階認証を解除する必要があります。
2022年5月時点では、ログインパスワードと二段階認証コードの2つがあればすぐに二段階認証を解除できます。再設定もすぐに可能となっているので、今は問題ないですね。
Bybitではメール認証・SMS認証・Google認証の3つを設定できるので、使いやすい認証方法を設定しておきましょう。
Bybit(バイビット) の魅力と利用するメリット
Bybitの魅力とメリットを解説します。Bybitはユーザーの使いやすさ重視で様々なサービスを展開しています。
また、ユーザーを守るためのセキュリティ対策やゼロカットシステム、安定したシステムの構築などに注力しており、サポートも充実しているので非常に使いやすいです。ここでは、具体的なメリットを7つ紹介するのでぜひチェックしてください。
- アプリ・PCどちらも利用でき、とても使いやすい
- ゼロカットシステムを採用しているため追証を求められない
- 注文・送金スピードが早いため希望価格で取引できる
- 最高レバレッジが100倍のため少額で大きな利益を出せる可能性が広がる
- クレジットカードであれば日本円で仮想通貨を購入できる
- システム安定性が脅威の99.9%で急激な価格変動にも耐え抜ける
- 数多くのキャンペーンを定期的にやってくれる
アプリ・PCどちらも利用でき、とても使いやすい
BybitはパソコンのWeb版だけでなくスマホアプリも提供しています。アプリがあれば、パソコンから離れているときでも価格変動があればすぐに取引可能です。
アプリは非常に操作性が良く、Web版とほとんど同じ機能を使うことができます。入出金やトレードはもちろん、イベントの参加やNFT取引、日本語のサポートチャットまでアプリで利用可能です。
また、本人確認で写真を撮影するときは、逆にスマホアプリの方が使い勝手が良いかもしれませんね。
通知を設定しておけば、Bybitで何か動きがあったときにすぐ察知できるのもメリットです。Bybitを使いこなすなら、Web版とスマホアプリ両方で操作してみてください。
ゼロカットシステムを採用しているため追証を求められない
Bybitでは、ゼロカットシステムを採用しているので、資産を上回る損失が発生しません。
通常、証拠金が必要なレバレッジ取引では、保有するポジションの価格下落により証拠金維持率が下がった場合、基準を下回るとロスカットされます。ロスカットとは強制決済のことで、取引所が勝手に注文を手じまいにしてしまいます。このとき、証拠金以上の損失が出ると追証を請求され、支払いが必要です。
Bybitの場合、ゼロカットシステムにより証拠金以上の損失が発生してもBybitが保証してくれます。そのため、追証を支払う必要はなく、安全に取引できます。ユーザーを保護するために追証制度を導入しないのはBybitのメリットですね。
注文・送金スピードが早いため希望価格で取引できる
Bybitの注文板は並ぶ数が大量なので希望価格で通りやすいです。国内取引所の場合、指値注文を出しても約定するまで何日も待つことがあり、指値をやめて成行注文に変更することもあります。
Bybitは世界中のトレーダーが常に注文を出しているので、指値注文でも約定しやすく、そのスピードが早いのもメリットです。
また、送金についても5BTC以下なら即時で処理されます。トラブルがなければ30分前後で完了するのでスピーディーですね。通貨がなかなか着金せず不安になることもないでしょう。Bybitはユーザーエクスペリエンスを大事にしていることがわかります。
最高レバレッジが100倍のため少額で大きな利益を出せる可能性が広がる
Bybitでは最大100倍のレバレッジ取引に対応しています。レバレッジとは、担保として預けた証拠金に何倍もの倍率をかけて取引できる方法です。少ない資金でも大きな金額を動かせるこの仕組みをレバレッジ効果と呼びます。
最大100倍となると、例えば1万円で100万円相当のポジションを取ることが可能です。この100万円が110万円に値上がりした場合、10万円分が利益となります。つまり、1万円で10万円のリターンを狙えます。
Bybitではこのように少額でも大きな利益を狙うことができるのがメリットです。
しかし、100万円のポジションが99万円以下に値下がりした場合は、証拠金の1万円がロスカット対象となるのでリスクは大きいです。最初は2倍や3倍のレバレッジ倍率から挑戦してみてください。
クレジットカードであれば日本円で仮想通貨を購入できる
Bybitではクレジットカードを使えば日本円で仮想通貨を購入できます。カードブランドは以前までVisa・MasterCardのみでしたが、日本人ユーザーの増加に伴いJCBにも対応されました。
海外取引所は日本円に対応していないことが多く、別の取引所経由で仮想通貨を入金するしか無かったので、この点もBybitの大きなメリットといえます。上記の画面の通り、JPYで金額を指定できるのでわかりやすいです。
また、本人確認済みであればP2P取引で日本円を入金することも可能です。P2PとはBybitが公認した他のユーザーと資金の取引をするシステムで、主にLINE Payを使って支払いします。Bybitは日本人ユーザーでも仮想通貨を購入しやすいとわかりますね。
システム安定性が脅威の99.9%で急激な価格変動にも耐え抜ける
Bybitはサーバーダウンタイムゼロを誇り、システムの安定性は99.99%となっています。つまり、どんな価格変動の暴落にも耐え抜きます。
サーバーダウンタイムとは、システムや回線、各種サービスが、計画的または障害・バグなどによって停止する状態です。Bybitはホットパッチ機能(再起動不要のセキュリティ修正)などを使ってサーバーダウンタイムをなくしました。
上の口コミを見てもわかる通り、他の取引所がバグを起こしているときもBybitは正常だったとわかります。Bybit公式Twitterでも、「接続障害や遅延を起こさなかった」と発言しており、システムは価格の乱高下にも耐え抜くと証明していますね。
数多くのキャンペーンを定期的にやってくれる
Bybitでは常に数種類のキャンペーンを行っています。条件をクリアするだけで賞金がもらえるので注目です。
これまで行っていたキャンペーン例をいくつかピックアップしましょう。
$USDD上場キャンペーン | $USDDの入金・ステーキングで40万USDD山分け |
Bybit×アビスパ福岡キャンペーン | Twitterフォロー&リツイートと応募でユニフォームが当たる |
ラッキースクラッチ | Bybitで取引してスクラッチに挑戦すると最大1,000USDT |
デリバティ部キャンペーン | デリバティブで3万ドル以上取引すればETH賞金獲得 |
入金応援祭 | 入金するだけで5USDTクーポンがもらえる |
上記のように、ジャンルを問わず様々な仮想通貨が当選したり、スポンサーチームのユニフォームが当たったりするのが魅力です。
Bybitのキャンペーンは、公式Twitterをフォローしておくと見逃さないのでぜひチェックしてください。
Bybit(バイビット) を利用するデメリット
次に、Bybitを利用するデメリットも解説します。Bybitを利用するなら悪い部分も知っておくべきです。デメリットを把握した上で賢く利用しましょう。
- 円建て取引ができない
- 取引をするときに手間がかかる
- 出金できる回数が1日3回までと決まりがある
- 出金手数料が高い
円建て取引ができない
Bybitでは円建て取引ができません。BTC建てやUSDT建てなど、仮想通貨がメインとなります。
また、上記口コミにはBybitで日本円の入金ができない点が挙げられています。国内取引所だと日本の銀行口座から簡単に入金できますが、Bybitは日本の銀行口座からの直接入金に対応していません。
入金に関してはクレジットカードを使えば日本円でもOKですが、円建てに関しては取扱いがないので諦めるしかありません。円建てができるのは国内の取引所だけと覚えておきましょう。
円建てができないので、最初は米ドルとペッグしたステーブルコイン建てで安定した取引をしてみてください。Bybitには様々な取引ペアがあるので、慣れてくると取引が楽しくなりますよ。
取引をするときに手間がかかる
もしクレジットカードを持っていなかったり、P2P取引に不安があったりして日本円を入金できない場合、Bybitの取引には手間がかかってしまいます。以下のように国内取引所を経由しないといけないためです。
国内取引所で口座開設→仮想通貨を購入→Bybitへ送金→Bybitでトレード
このように、国内取引所で口座開設や本人確認を済ませる必要があります。本人確認に時間がかかったり、Bybitへの送金手数料を支払ったりと手間や費用がかかるのがデメリットです。
さらに、Bybitでは200以上の通貨を扱うのに、日本の取引所はせいぜい20種類程度なので、購入する通貨も厳選しないといけません。
ただし、日本円で入金できない場合のデメリットだと認識しておきましょう。
出金できる回数が1日3回までと決まりがある
Bybitでは、出金できる回数が1日3回と決まっています。上の画像のように、日本時間の1時、9時、17時となっており、その時刻までに出金申請された金額が処理される仕組みです。
しかし、これは5BTC以上の場合です。上の画像にあるWallet1.0は5BTC以上のことで、Wallet2.0は5BTC以下の出金となります。つまり、5BTC以下であれば即時出金となるので、大口の出金でなければ問題ありません。
犯罪組織やハッキングで奪われるのはほとんど大口出金となります。それを見逃さないための措置であると考えられますね。
出金手数料が高い
通貨 | Bybit | Binance |
---|---|---|
BTC | 0.0005BTC | 0.0000055~0.00053BTC |
ETH | 0.005ETH | 0.000084~0.0016ETH |
USDT | 10USDT | 0.6~10USDT |
XRP | 0.25XRP | 0.25XRP |
DOGE | 5DOGE | 1.97~5DOGE |
上の表では、BybitとBinanceの出金手数料を比較しました。どちらも仮想通貨ごとに出金手数料が異なります。
Binanceはその時の混雑状況で手数料が変わりますが、Bybitは固定です。見比べると、Bybitがやや高いですね。Binanceで一番高い時の手数料がBybitと一致する部分もあります。
Bybitのよくある質問で、手数料高騰については「ブロックチェーンでより早く送金確認が完了するように最適なマイナー料金を支払っています。」と回答しています。素早い処理のため少し高い設定なのは間違いないですね。
Bybit (バイビット) の登録方法
Bybitの登録方法を画像付きで解説します。登録自体はとても簡単なので、初心者の方でも安心して取り組めます。
必要なのはメールアドレスまたはSMSの受信が可能な携帯電話番号のみです。準備してBybitに登録しましょう。Bybitのサブアカウントをつくりたい方は「Bybit(バイビット)のサブアカウントの作り方を解説」の記事をチェックしてみてください。
- STEP1.メールアドレスもしくは電話番号を登録する
- STEP2.認証コードを入力する
STEP1.メールアドレスもしくは電話番号を登録する
まずはBybitの公式サイトにアクセスして、右上の「登録」ボタンをクリックします。上記の画面になるので、メールアドレスまたは携帯電話番号を入力しましょう。
任意のパスワードも設定します。大文字英字+小文字英字+数字の組み合わせで、できるだけ複雑なパスワードを設定してください。パスワード生成サイトを活用するのもおすすめです。
入力完了後、「続ける」をクリックして進んでください。
制限国に住んでいるが問われるので「いいえ」をクリックします。次に、認証画面が表示されるので、メールボックスまたはSMSを確認しましょう。
STEP2.認証コードを入力する
認証画面が表示されます。メールボックスまたはSMSでBybitから通知が届くのでチェックしてください。
制限時間が1分しかないので、なるべく急ぎめで確認する必要があります。
このように、6桁の認証コードが届きます。SMSでも同じように届くので、この数字を先ほどの認証画面で入力すればOKです。
「Bybitへようこそ」と表示されると登録は完了です。入金や本人確認を済ませて仮想通貨トレードを楽しみましょう。
Bybit (バイビット) の二段階認証の設定方法
Bybitでは二段階認証の設定が必須です。登録時に自動的にEメール認証またはSMS認証が設定されます。
ただし、安全性を高めるために3種類ある二段階認証をすべて設定しておきましょう。ここでは、二段階認証の設定手順を解説するのでぜひチェックしてください。
- STEP1.アカウント&セキュリティーを選択する
- STEP2.「SMS認証」か「Eメール認証」の好きな方を選択する
- STEP3.「Google認証」を設定する
STEP1.アカウント&セキュリティーを選択する
まず、Bybitにログインして右上の人のマークをクリックします。「アカウント&セキュリティ」を選択してください。
アカウント&セキュリティの画面では、アカウント情報の参照や本人確認、二段階認証の設定をすることができます。
STEP2.「SMS認証」か「Eメール認証」の好きな方を選択する
アカウント&セキュリティーの画面を少し下がると「二段階認証」の項目が表示されます。Eメール認証・SMS認証・Google認証の3つを設定できるとわかりますね。
Bybitの新規登録時にメールアドレスを使用した場合はEメール認証が設定済み、携帯電話番号で登録した場合はSMS認証が設定済みとなっています。
まだ設定していない方を完了させましょう。ここではSMS認証を設定します。
SMS認証の右側にある「設定」をクリックすると上記の画面が表示されます。SMSを受信できる携帯電話番号入力してください。
「認証コードを送信する」をクリックすると、携帯番号宛てにSMSが届きます。記載された6桁の数字を上の画面に入力して「確定」しましょう。これでSMS認証の設定は完了です。
Eメール認証の場合も同じ手順となります。
STEP3.「Google認証」を設定する
BybitでGoogle認証するときは、Google認証の右側にある「設定」を選択します。まずはメール認証コードを入力しないといけません。画像のようにメールで届いた6桁の数字を入力しましょう。
「二段階認証を設定してください」という画面になるので、GoogleAuthenticatorアプリを起動して読み込ませてください。アプリは以下ボタンからインストールできます。
Google認証アプリでコードを読み込むと、上記のようにBybit専用の6桁の認証コードが表示されます。この数字を先ほどの二段階認証の画面に入力してください。コードは30秒ごとに切り替わってしまうので早めに入力する必要があります。
入力が完了すると一度ログアウトされます。再度Google認証でログインすれば設定は完了です。
Bybit (バイビット) の本人確認方法について
Bybitでは、本人確認しなくても取引や入出金が可能です。登録するだけで利用できるのは便利ですね。
ただし、本人確認すればあらゆる制限が解除されるので、さらに使い勝手が良くなります。例えば、以下のようなメリットが生まれます。
- 1日2BTC以上出金できるようになる
- Bybitのローンチパッドに参加できる
- P2P取引を利用できる
- 安全性が高まる
- 法定通貨の入金上限が上がる
このように、本人確認すれば入出金上限がアップしたり、ローンチパッドに参加できたりするので、事前に済ませておいて損はありません。本人確認書類を撮影してアップロードするだけなので、15分程度で完了します。
Bybitの本人確認について手順が知りたい方・気になる方は以下の記事をチェックしてください。
Bybit (バイビット) の手数料について
Bybitを利用するにあたって様々な手数料が発生します。手数料はどこの取引所でも発生しますが、金額は取引所ごとに異なります。
そこで、Bybitで発生するすべての手数料を詳しく解説しましょう。手数料を抑えるための工夫もまとめるのでぜひ目を通してください。
- 入金手数料について
- 取引手数料について
- 出金手数料について
- 資金調達料について
- 決済手数料について
- 両替手数料について
入金手数料について
入金方法 | 手数料 |
---|---|
仮想通貨の入金 | 無料 |
クレジットカード入金 | 無料(USDTのみ) |
決済代行業者 | Echeck(口座振込):3.5% Simplex(カード決済):3.5%or2,000円 |
P2P取引 (LINEPayなど) | 無料 |
Bybitの入金自体には手数料は発生しません。上記の通り、決済代行会社へ支払う手数料のみです。
仮想通貨の入金・クレジットカード入金・P2P取引において手数料は無料なので安心してください。ただし、仮想通貨を他の取引所からBybitへ送金した場合、送金元ではネットワーク手数料が発生するので注意しましょう。
取引手数料について
通常 | テイカー手数料率 | メイカー手数料率 |
---|---|---|
現物取引 | 0.1% | 0.1% |
無期限・先物 | 0.06% | 0.01% |
USCDオプション | 0.03% | 0.03% |
Bybitの取引手数料は一律で固定です。テイカーとは板取引の際、板にある注文を取りに行く方法となっており、すぐに約定します。メイカーは板にない自分の希望額を注文板に追加する方法です。
板にある注文を充実させるためか、無期限・先物だけはテイカーがメイカーよりも高いですね。基本的に一律なので分かりやすい料金形態となっています。
この手数料は、VIPレベルにより割引可能です。VIPとは、最低でも25万ドル(約3,000万円以上)の総資産を保有するユーザー向けの割引価格となります。テイカー手数料0.1%が0.06%に割引になるなど、お得に取引できるので、該当する方はBybitの手数料体系をチェックしてください。
出金手数料について
仮想通貨 | 出金手数料 |
---|---|
BTC | 0.0005BTC |
ETH | 0.005ETH |
BIT | 13.43BIT |
USDT | 10USDT |
XRP | 0.25XRP |
DOGE | 5DOGE |
DOT | 0.1DOT |
EOS | 0.1EOS |
LTC | 0.001LTC |
XLM | 0.02XLM |
Bybitの出金手数料は仮想通貨ごとに異なります。代表的な10の通貨の出金手数料をまとめたので参考にしてください。上記の手数料を日本円に換算すると、だいたい1,000~2,000円程度です。
出金手数料の確認方法は、現物アカウント画面で対象の仮想通貨の「出金」をクリックすると表示されます。
資金調達料について
Bybitの無期限取引で発生する資金調達料とは、8時間ごとにポジションの売り手と買い手の間で交換される手数料です。
無期限契約は、満期となる期日が決まっておらず、ポジションの保有期間の縛りがありません。そのため、現物価格と無期限契約の価格を連動させるために、ロング(買い)ポジションとショート(売り)ポジションの間で交換するのが資金調達料です。
資金調達料の計算方法:ポジション×資金調達率
資金調達率はBybitが決定しています。無期限契約のトレード画面に資金調達率が表示されているのがわかりますね。
自分のポジションにこの資金調達率(画面では0.01%)を掛けて算出します。そして、ロング・ショートのポジション保有者で交換する仕組みです。
算出した資金調達率 | ロングポジション | ショートポジション |
---|---|---|
プラスの場合 | 支払う | 受け取る |
マイナスの場合 | 受け取る | 支払う |
上記のように、例えば資金調達率がプラスの場合は、無期限契約の価格が現物に比べて高い状態なのでロングポジション保有者が支払います。マイナスはその逆です。
8時間ごとにこの支払いと受取りを行うので、時間前に不利なポジションを持っている場合は手じまいにするのも戦略として良いかもしれません。
決済手数料について
決済手数料は、Bybitの先物契約で発生します。必ず発生するのではなく、決済期日の8時(協定世界時)までに未決済のポジションを保有している場合、自動で決済され0.05%の手数料が発生する仕組みです。
つまり、決済期日までに自分で決済すれば0.05%は徴収されません。前もって決済を済ませておけば余計な出費はかからないので、決済日はトレーダー自身で管理しましょう。
両替手数料について
Bybitの先物・無期限契約では資産の両替が可能です。画像のように「両替」をクリックすると資産交換の画面が表示されるので、指定の通貨へ両替しましょう。
このとき、両替手数料は発生しません。1回0.001BTC以上、1日200BTCまで、といった制限はあります。
気になるペアで無期限・先物取引したいとき、通貨が足りない場合は両替を検討してみてください。
Bybit (バイビット) は両建てできるのか?
Bybitでは、売りポジションと買いポジションを同時に持つ「両建て」に対応しています。価格変動があった際に両建てしていると損失を抑えることが可能です。
USDT無期限であれば両建てが認められているので、公認で両建てできます。インバース無期限とUSDT無期限で両方のポジションを持つという方法も可能です。ただし、両建ては証拠金や手数料も2倍発生するので注意してください。
Bybitにおける両建ての方法・手順は以下記事をチェックしてください。
Bybit(バイビット) の取扱通貨・銘柄について
Bybitの取扱通貨は2022年5月時点で229コインとなっています(CoinMarketCapより)。市場のペアは336なのでBybitのマーケットはかなり充実しているとわかりますね。
24時間取引高も897億円を超えており、膨大なトレーダーを抱える世界大手の仮想通貨取引所といえます。
様々なアルトコインに対応しており、注目銘柄の上場も早いのが特徴です。ステーブルコインや人気のゲームトークン、マイナーなアルトコインなどで取引するなら、まずはBybitで取引してみてください。
Bybit(バイビット)はいい意味でやばい海外取引所!
この記事では、Bybitがやばいと言われる理由や、口コミ評価、メリット・デメリット、基本的な使い方まで徹底解説しました。Bybitを使い始めるためのすべての情報をまとめたので、気になる部分はもう一度振り返ってみてください。
Bybitは、日本の金融庁から警告を受けていますが、決して「危ないサイト」「利用したら違法」といった取引所ではありません。資産の20%をセキュリティ対策に注ぎ込み、ユーザーの安全や使いやすさを最重視した信頼できる取引所です。
日本語表記や日本円の入金にも対応しているので、初心者の方でも使いやすいと言えます。登録自体も簡単なので、海外取引所Bybitをぜひ利用してみてください。
新井 智美(Tomomi Arai)
トータルマネーコンサルタント
個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断)や企業向け相談のほか、セミナー講師や執筆活動・監修業を手掛ける。
Bybit(バイビット)の口コミ・評判がやばいと言われている調査
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- Bybit(バイビット)で両建てする方法について詳しく解説
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