代表的な国内仮想通貨取引所の1つ「Coincheck(コインチェック)」は、アプリによるスムーズな取引や日本円への交換のしやすさなどから人気です。
ただ、「コインチェックの口座を開設しようと思っていたけれど、本人確認で失敗してしまった」という声も多く聞きます。
そんな方の中には「1度失敗したら、もう口座開設できないのでは?」と思っている方もいるでしょう。
安心してください。本人確認に失敗してしまっても口座開設は可能です。
本記事では、コインチェックの口座開設に失敗してしまう原因や本人確認に失敗したときに再申請する方法を紹介します。
まだ口座開設をしていない方でも、本人確認は必ず行うものなので、しっかりと確認しておきましょう。
Coincheck(コインチェック)のかんたん本人確認に失敗する原因
コインチェックのかんたん本人確認が失敗してしまう原因は主に7つです。
原因への対策も一緒に解説しているので、それぞれチェックしていきましょう。
- 画像がぶれている
- 本人確認書類が見切れている
- 本人確認書類の厚みが撮影できていない
- カメラの補正機能がシステムに反応してしまう
- 登録住所と本人確認書類の住所が異なる
- 撮影した場所が暗い
- アプリが古いバージョンのままである
画像がぶれている
本人確認書類を持ちながらなど、不安定な体勢での写真撮影は手ぶれをしてしまっていることがあります。
ぶれている写真を使ってしまうと、正確な本人確認ができません。
スマホの手ぶれ防止機能を使って撮影するか、スマホを固定した状態で撮影するようにしましょう。
本人確認書類が見切れている
本人確認書類の全てが写真に写されていないことも原因の1つです。
写真撮影のときに表示される指定の枠内に書類が収まっていないと、弾かれてしまう可能性があります。
書類を手に持った際に、指で1部分が隠れていないかをチェックしてから提出するようにしましょう。
本人確認書類の厚みが撮影できていない
コインチェックの本人確認では、本人確認書類の厚みを動画でチェックする項目があります。
運転免許証のようなカードタイプの厚みを撮影するときに、厚みが十分に分からなかったり、傾けすぎて何の書類かが分からなかったりすると、システムが反応してくれません。
まずは軽く傾けるイメージで撮影し、うまく行かなかればもう少し傾けて撮るようにしましょう。
カメラの補正機能がシステムに反応してしまう
コインチェックの本人確認では、補正がかけられた写真を「不正な補正がなされている」とみなして審査に通らないようになっています。
補正したつもりでなくても、通常設定でカメラの歪み補正や美肌加工などが勝手にかかってしまう場合もあるので、全ての補正をオフにした状態で撮影するようにしましょう。
登録住所と本人確認書類の住所が異なる
コインチェックに登録した住所と本人確認書類に映っている住所が異なっていると、審査に通りません。
最近住所が変わっている方は、更新し忘れたままの書類で本人確認をしていないか、確認してみてください。
特に大学進学や単身赴任などで引越しした直後は、注意しましょう。
撮影した場所が暗い
夕方や夜などの太陽の光が弱い時間帯や明かりのない薄暗い場所で撮影すると、写真全体が暗くなってしまいます。
写真を撮った本人には映っているように見えても、はっきりと顔が映らない暗い写真だとシステムが反応してくれません。
天気が良い日に窓を開けるか、部屋の電気が程よく当たる位置で撮りましょう。
アプリが古いバージョンのままである
アプリが古いバージョンのままになっていることも本人確認が失敗する原因です。
アプリの更新は、不具合を直したり機能を改善したりした状態で配信されます。
「上記の項目は全てクリアできているのに、本人確認が失敗する」という場合は、iPhoneであればApp Store、AndoroidならGoogle Playで最新版をダウンロードしましょう。
また、スマホのOSが古い場合にも同じようなことが起こりえます。
コインチェックのかんたん本人確認に失敗しても再提出できる?
コインチェックのかんたん本人確認で失敗しても、もう1度正しい手順を踏めば再提出可能です。
こちらでは、以下の2つの方法での再提出の方法を紹介していきます。
- アプリ(メール)で不備を修正する場合
- ハガキで本人確認をやり直す場合
アプリ(メール)で不備を修正する場合
アプリで修正する場合は、同じ失敗が起こらないように気をつけながら本人確認の手順を進めましょう。
流れとしては、以下のようになっています。
- STEP1:アプリにログインしたあと、本人確認をタップする
- STEP2:規約や注意事項などの重要事項に同意
- STEP3:電話番号を入力し、認証コードを入力
- STEP4:基本情報(氏名・住所・利用目的など)を入力し、間違いがないか確認
- STEP5:本人確認書類の提出
- STEP6:本人確認完了のメール到着
ハガキで本人確認をやり直す場合
アプリが正常に動かない場合やカメラ性能などの問題で写真が不明瞭な場合、ハガキでの本人確認が必要です。
本人確認完了のメールの代わりに、本人確認の審査が完了したハガキが届き、コインチェック側に受け取ったことが伝わると、コインチェックの全機能が使えるようになります。
アプリ版とWEB版の2種類の方法があり、基本情報の入力と本人確認書類の提出までは、どちらもアプリと変わりません。
ただ、本人確認書類の厚みをチェックする項目がないため、「その部分でどうしても引っかかってしまう」という方は、ハガキを選ぶとより確実でしょう。
コインチェックのかんたん本人確認で失敗を繰り返すならGMOコインを使おう
コインチェックのかんたん本人確認がうまくいかないという方は、GMOコインを使うという手段もあります。
GMOコインの口座開設の手順は、以下の通りです。
- STEP1:アカウント登録(メールアドレス登録→パスワード設定→電話番号登録)
- STEP2:本人情報の登録
- STEP3:本人確認
- STEP4:口座開設コードが届き、取引開始
GMOのかんたん本人確認は最短10分で完了するので、コインチェックでうまくいかない場合はGMOコインを検討しましょう。
コインチェックの本人確認に関してよくある質問
- コインチェックのかんたん本人確認とは?
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スマートフォンアプリで本人確認書類と顔の写真・動画を撮影しコインチェックに送ることで、スマホで簡単に口座開設の手続きができるサービスです。
コインチェックから登録住所へ本人確認ハガキの郵送がなく、審査完了後すぐに利用できるため、早く審査を終わらせたい方に向いています。
- コインチェックの本人確認書類は何を使う?
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コインチェックの本人確認には、運転免許証/運転経歴証明書、マイナンバーカード(個人番号カード)/住民基本台帳カード、パスポートのどれか1つが有効です。
外国籍の方は、在留カードや特別永住者証明書で申請できます。
◯運転免許証/運転経歴証明書
運転免許証は、平成24年4月1日以降に発行されたものに限られ、公安印が確認できない手書きの住所が記載されている場合は無効です。◯マイナンバーカード
マイナンバー通知カードは本人確認書類として利用できません。また、行政印のない手書きの住所は無効となります。◯住民基本台帳カード
行政印が確認できない手書きの住所は無効となり、「マイナンバーカード」を提出する場合は、利用できません。さらに「かんたん本人確認」では利用できず「ハガキ受領による本人確認」でのみ利用可能です。◯パスポート
日本国政府発行のパスポートのみが利用でき、海外で発行されたパスポートは利用できません。◯在留カード
有効期限の2ヵ月前までの在留カードが使用できます。また、提出書類に記載された「本名」で登録する必要があります。通称名での登録は受付されないので注意しましょう。◯特別永住者証明書
「かんたん本人確認」では利用できず「ハガキ受領による本人確認」でのみ利用できます。
- コインチェックの本人確認にかかる時間は?
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本人確認書類を提出したあと、コインチェック側の確認完了したときに取引開始できます。
「5日程度」で使用できる場合が多いですが、口座開設の申し込みが集中している場合はより時間がかかる可能性もあります。
- コインチェックの本人確認に必要な個人情報の取り扱いは安全?
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本人確認書類は、申請処理がすみ次第速やかに破棄されるので、情報流出などの心配は少ないでしょう。
また、東証プライム上場のマネックスグループの子会社でもあるため、情報の管理体制が整えられています。
コインチェックのかんたん本人確認は失敗しても再チャレンジ!
本記事では、コインチェックの本人確認に失敗する原因とその対策、再チャレンジする方法について紹介しました。
1度心配してしまうと不安がつきまといますが、コインチェックでは何度でも口座開設にチャレンジできます。
本人確認に失敗した場合は、メールで「本人確認に失敗しました」というメッセージとともに原因が書かれているので、それを焦らず確認し、もう1度起こらないように注意しながら撮影しましょう。
仮想通貨の取引をいつでも始められるように、口座開設だけでも早めに済ましておきましょう。
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