Bybit(バイビット)では、クレジットカードを使えば実質日本円で仮想通貨を購入できます。多くの海外取引所では日本円に対応していないので、Bybitでのカード購入は日本人にとって大きなメリットです。
しかし、カード決済に対応している仮想通貨やカードブランド、サービスプロバイダの概要なども事前に知っておかないと、後からトラブルになるかもしれません。
そこで、この記事では、Bybitでクレジットカードを使って仮想通貨を購入するときの手順や注意点を徹底解説します。最後まで読めば、トラブルなくクレジットカード決済を完了することができますよ。
Bybit(バイビット)でクレジットカードを使えば日本円を入金できる
対応法定通貨 | 日本円含む70以上の法定通貨 |
購入できる仮想通貨 | BTC・ETH・USDT |
利用できるクレジットカード | Visa・MasterCard・JCB |
Bybitでは、クレジットカードを使えば日本円で仮想通貨を購入できます。しかも、日本のカードブランドであるJCBにも対応済みです。
購入できる仮想通貨は、BTC・ETH・USDTとなっていますが、Bybitで直接カード決済できるのはUSDTのみです。BTCとETHは、決済代行会社(サービスプロバイダ)を経由して購入する形となります。
また、USDやEURなど法定通貨70種類以上に対応しており、世界中の通貨を利用できることがわかります。
海外の仮想通貨取引所では、入金に仮想通貨しか使えない場合が多いですが、Bybitならクレジットカードがあれば実質日本円で入金できるので非常に便利です。
Bybit(バイビット)のスマホアプリでも実質購入可能
Bybitのスマホアプリでもクレジットカードを使って仮想通貨を購入できます。上の画像は、USDT・BTC・ETHそれぞれの購入画面です。
先述しましたが、直接カード決済できるのはUSDTのみです。BTCとETHは、GooglePayやSamsungPayなどの決済サービス、MasterCardのデビットカード「Maestro」、サービスプロバイダ経由のカード決済が対象となっています。アプリならPayサービスが使えるので便利ですね。
スマホアプリだけでもこれだけ購入の選択肢があるので、アプリのみでBybitを使いこなせるでしょう。
Bybit(バイビット)においてクレジットカードで仮想通貨を購入する方法
実際に、Bybitでクレジットカードを使って仮想通貨を購入する流れを解説します。Bybitは日本語対応しているので、初めてでも迷いなく操作可能です。
ここでは、手数料無料キャンペーンを行っているUSDTを購入していきます。決済代行のサービスプロバイダーを使う場合も併せて解説しましょう。
ネットで買い物するようなイメージで簡単に仮想通貨を購入できるとわかります。
- 1.Bybit(バイビット)にログインして、「暗号資産の購入」をクリック
- 2.購入金額を入力し、カード情報を登録する
- 3.購入金額を確認して完了
- 【補足】サービスプロバイダーで購入する場合
1.Bybit(バイビット)にログインして、「暗号資産の購入」をクリック
まず、Bybitの公式サイトにアクセスしてログインしてください。まだ会員登録していない場合は、以下記事を参考にして登録を済ませましょう。
ログイン後、トップページの「暗号資産の購入」から「今すぐ購入」へ進んでください。「仮想通貨を入金」ではないので注意しましょう。
2.購入金額を入力し、カード情報を登録する
次に、日本円で購入金額を入力します。受け取るUSDTが表示されるので確認してください。
「カードを追加」をクリックすると、クレジットカードの情報画面に遷移します。上の画像のように、カード番号と有効期限、セキュリティ番号、名義人(ローマ字)を入力して進みましょう。
カード情報が正常に受付されると、「カード認証が完了しました」と表示されます。もう一度購入画面に戻ると、「Credit Card」の部分に自分のカード番号が表示されています。
これで次回以降もスムーズに仮想通貨を購入できます。そのまま「JPYで購入」へ進んで手続きを進めましょう。
3.購入金額を確認して完了
1,245円でUSDTを購入する画面となります。画面上部に自分のカード番号が表示されているのを確認しましょう。
「確認」へ進むと、カードのセキュリティ番号がすでに「XXX」と入力されています。問題なければ「Validate Card & proceed」をクリックしてSMS認証を行いましょう。これで購入手続きが完了します。
【補足】サービスプロバイダーで購入する場合
サービスプロバイダー経由でクレジットカード決済する場合は、決済方法で「Bank Transfer」を選択してください。「JPYで購入」をクリックします。
まず購入する通貨をBTC・ETH・USDTの中から選びます。次にサービスプロバイダを選択しましょう。
サービスプロバイダとは、決済代行会社のことです。銀行振込やカード決済をサービスプロバイダ経由で完了することができます。他社を通すので手数料が発生するのがデメリットですね。BybitのPC版では「Echeck」と「Simplex」に対応しています。
- Echeck:銀行振込で支払う(本人確認必須)
- Simplex:Visa・MasterCard・ApplePayで支払う(本人確認必須)
各サービスプロバイダで、銀行振込またはクレジットカード、ApplePayを利用できます。サービスプロバイダ側で本人確認が必須なので、運転免許証やパスポートを使って本人確認しましょう。
例えば、Echeckを選択した場合は、提示された口座に日本円を振り込みすればOKです。平日なら反映するまで10分程度です。
Simplexの場合は、クレジットカード情報を入力してから本人確認する流れとなります。BTCやETHをクレジットカード払いするなら、これらのサービスプロバイダを利用してください。
おすすめのサービスプロバイダーを紹介
Bybitで対応しているサービスプロバイダは、PC版ではSimplexとEcheckのみでしたが、スマホアプリでは上記のようにMercuryo、Banxa、Moonpayにも対応しています。それぞれ比較して、おすすめのサービスプロバイダを紹介しましょう。
サービス | 決済方法 | 手数料 | 時間 | 最低購入額 |
---|---|---|---|---|
Simplex | Visa・Master・ApplePay | 3.5〜5% (最低10ドル) | 10~30分 | 6,632円~ |
Echeck | 銀行振込 | 3.5% | 10分程度 | 1,245円~ |
Mercuryo | Visa・Master・ApplePay・GooglePay | 3.95% | 10~15分 | 3,507円~ |
Banxa | Visa・Master・ApplePay | 1.99% | 2~30分 | 6,420円~ |
Moonpay | Visa・Master・Maestroなど | 4.5% | 2~10分 | 4,000円~ |
5つのサービスプロバイダを決済方法や手数料・時間などで比較しました。最低購入額については、PCとスマホで異なっており、その時の市場価格によっても左右されるので、目安としてとらえてください。
どれも海外の決済プロバイダであり、特徴も似ていますが、特におすすめなのはSimplexです。Simplexは、法定通貨のインフラプロバイダーとしては世界最大手であり、150以上の取引所やウォレットと提携しています。EU認可金融機関であることも信頼が高いですね。最先端の詐欺防止ソリューションを実施しているので、安心して仮想通貨を購入できます。
Bybit(バイビット)でクレジットカードを使う際に注意すべきこと
Bybitでクレジットカードを利用する際に注意すべき3つのポイントを解説します。仮想通貨をクレジットカードで購入するとき、カード会社ごとで手数料が異なるため事前に把握しておきましょう。また、購入金額や回数によっては本人確認が必須なので、まだ本人確認未実施の場合は注意してください。
後から困らないようにしっかり目を通してくださいね。
- クレジットカード会社によって手数料が異なる
- 購入額・購入回数によってKYC(本人確認)が必要
- 反映に時間がかかるため慌てない
クレジットカード会社によって手数料が異なる
カード会社 | 手数料 |
---|---|
Visa | 3.05% |
MasterCard | 2.7% |
JCB | 4.5% |
Bybitで仮想通貨をクレジットカード決済する際、上記のようにカード会社によって手数料が異なります。JCBは日本のみ対応しているためか手数料が割高です。手数料を抑えるためにはMasterCardを使いたいところですが、所有していない場合は諦めるしかありません。
また、購入時の価格レートの差も実質手数料となるので覚えておきましょう。例えば、BybitでUSDTをカード決済するとき、1USDT=141円で購入できるとします。しかし、実際のUSDTの価格は132円でした。このとき、交換レートの差が9円も発生します。見落としがちなので、カード決済する際は注意してください。
購入額・購入回数によってKYC(本人確認)が必要
KYCレベル | 購入時の金額・回数など |
---|---|
KYC不要 | 初回購入(300ドル未満) |
KYCレベル1 | 初回購入(300ドル以上) 2回目以降の購入 2枚目以降のカード追加 |
KYCレベル2 | 3,000ドル以上の購入 累計取引金額10万ドル以上の場合 |
クレジットカードで仮想通貨を購入する際、金額や回数などによってBybitの本人確認が必要です。初回購入(300ドル未満)の場合は本人確認不要ですが、2回目以降や300ドル以上購入する場合は本人確認レベル1を完了しないといけません。
また、2枚目以降のクレジットカードを登録する場合も本人確認が必要です。今あるカード情報を削除して新しいカードを登録しても、累計で考えるので「2枚目以降のカード追加」とみなされます。
Bybitの本人確認は、身分証と顔写真を提出するだけなので簡単です。レベル2まで完了するのに15分程度で済みますよ。まだ本人確認を完了していない方は、以下記事を参考にして早めに済ませておきましょう。
反映に時間がかかるため慌てない
Bybitで仮想通貨をクレジットカードで購入した場合、アカウントに反映するまで時間がかかる場合があります。ほとんどは即時~10分程度で反映しますが、取引が混雑しているときは遅延しやすいです。
カードで購入した履歴を見るには、「暗号資産の購入」画面の右側にある「注文」を確認してください。ステータスが「処理中」であればまだアカウントに反映していません。「完了」になるまで待ちましょう。
1時間以上経っても反映しない場合は、Bybitのサポートチャットに問い合わせてみてください。
Bybit(バイビット)でクレジットカードが使えない・エラーが出る理由は?
利用推奨カード | エポスカード、トヨタファイナンシャルサービス、Revolut、MUFG、住信SBIネット銀行、ヤフージャパン、ライフカード、セブン・カードサービス、Aplus、Minato Card、りそなカード、琉球銀行、あおぞら銀行、ポケットカード、株式会社東京クレジットサービス、中部しんきんカードなど |
利用できないカード | AU Financial Service、VJA、三井住友カード、ゆうちょ銀行、近畿しんきんカード、しんきんカード、RUST CLUB カード、エムアイカード、やまぎんカード、九州しんきんカード、紀陽カード、楽天、ドコモなど |
Bybitで利用できない日本のカード会社は複数あります。現在の社会情勢などを踏まえた総合判断により、仮想通貨購入は原則拒否するというカード会社です。
上記にまとめた利用推奨カードは、Bybitのカード購入画面で表示されるものです。100%使えるというわけではありませんが、Bybit側が推奨しているので、決済が通りやすいカードといえます。
もし利用できないカードで仮想通貨を購入しようとすると、エラーが出て購入できないので注意してください。
Bybit(バイビット)のクレジットカードによる仮想通貨購入まとめ
Bybitで、クレジットカードを使って仮想通貨を購入する手順について徹底解説しました。Visa・MasterCard・JCBのカードを使えば簡単にUSDTを購入できるとわかりましたね。サービスプロバイダを利用すれば、BTC・ETHもクレジットカードで購入できます。
ただし、カード購入するには別途手数料が発生すると覚えておきましょう。使えないクレジットカードもあるので、注意して決済する必要があります。
Bybitは、クレジットカードを使えば日本円での入金が可能なので、使い勝手が良く、入金のハードルも低いです。公式サイトは完全日本語対応しており、初心者の方でも使いやすいですよ。まだBybitの口座を持っていない方はぜひ利用検討してみてください。
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